
中1から身に付けるべき英単語の覚え方
まず、私の塾では小学生英語に関しては単語や会話表現を省いて教えています。
そのままの単語や英語のあいさつを小学生の頭に詰め込んでも、使わなかったらどこかに飛んで行ってしまうからです。
単語書きまくって楽しいか?と言われたら楽しくないですし。
小学生には文法や英語の仕組みをじっくり教えています。最低限必要な単語は使いながら覚えてもらう感じですね。
英検受けるなら単語は小学生でもやってもらいますがね。
そんな中、新中1になったところで英単語を練習してもらってます。
覚えないといけない単語、書けなければいけない単語、意味が読めればそれでいい単語
色々ありますが
原則として
- 読めない単語(カタカナ読み)は覚えられない
- 100回書こうが忘れるときは忘れる
- 覚える単語に優先順位をつける
- 自分でミニテストする
を意識しています。
読めないものは覚えられない
morning が発音できなかったらアルファベット7文字の暗号になってしまいます。
口を使いながら覚えるんだ、とはよく言われますがまさにその通りです。
100回書こうが忘れるものは忘れる
忘れるものは忘れてしまうので、1日1単語につき5回書くのを目安にしてます。
その代わり身につくまで短いスパンでやらせてます。
1週間ごとは長すぎるので2~3日が理想。
だから自習室に来て欲しいですね。
覚える単語に優先順位をつける
教科書かたっぱしから書きなぐるのは自殺行為です。
すでに覚えてしまってる単語と覚えてない単語を分けます。
もちろんやるのは覚えてない単語で、どんどん数を減らしていくイメージです。
覚えてない単語の中でも、重要か後に回して良いか分けるとさらに◎。
自分でミニテストする
1単語あたり5回書くのですが、5回目は見ないで書けるか自分でチェックさせます。
ただ単語練習しなさいと指示をすると、書くことが目的になってしまうので注意しています。
5回目ラストのときに指で隠すなり紙で隠すなりして見ないで書けるかマイチェックをさせます。
このような細かいところを中1のときからクセにしておかないといけません。
自習室で単語を練習している中1生には、そっと近づいてチェックしています。
まとめ
ここまで英単語の覚え方について書きましたが
ひょっとして英単語を楽して覚えようと期待してこのページに
来ていませんか?
それはありえません。
2~3日ごとに英単語を練習する(させる)のがどれだけ難しいことか!
普通の中学生が目的を忘れずに物事を続けることがどれだけ賢いことなのか!
しかし英単語は覚える数が増えていったら
どんどん頭の中が単語のカテゴリで整理されていくので
キツイのは最初だけだったりしますけどね。
ちなみに英単語をさぼったまま学年が上がっていくと生徒も私も苦労をします。
まず素直にやってくれません。
例外なくイヤイヤ病を発症しますので。
イヤイヤ病を治療している間にもう受験なんてザラです。
イヤイヤ病・・・症状:3歳児が苦い薬をイヤイヤするかのように中学生が勉強をイヤイヤするあれです。本人のためなのに肝心の本人が一番動きません。治療法:勉強をすること自体が治療法なので残念ながら難病です。
それでは失礼します。